第6回 「色の空間」レポート

第6回 「色の空間」レポート

9月19日に行われた第6回真眼塾のレポートです。
このレポート、今回から少し温度を上げてお送りいたしますどうかお付き合いください!

今回のテーマは「色の空間」。
普段意識しているようでしていない、色についての講座です。

そもそも【色】とはなんぞやと。
wikipediaによると【可視光の組成の差によって質の差が認められる視知覚たる色知覚、および、色知覚を起こす刺激たる色刺激を指す】とのこと。

シチカクタルシキチカクオヨビシキチカクヲオコスシゲキタルシキシゲキヲサス
……早口言葉かな?

つまり光による眼の細胞への刺激、ということですね。

私たちの遠い遠い祖先が地球上に生物として誕生して眼を手に入れるまで約33億年。
光も色も知覚できなかった33億年間、現代のカラフルな世界はとても刺激が多いですね。

環境の様々な要素が私たちに働きかけ、そのフィードバックにより動作や感情が生まれることをアフォーダンスといいます。
【色】はその最たるもので、様々なイメージ・パワーがあり、物理的・心理的にも多大な影響を与えます。

例えば赤には「熱い」「強い」「エネルギッシュ」などのイメージがあり、自動販売機のボタンを見ても、「赤いだけで温かいもの」ということがわかりますし、青には「冷静」「冷たい」「水」といったイメージがあります。
色の組み合わせでも例えば黄色×黒であれば工事現場などで見る警告色になります。蜂なんて全身で警告してますからね、「俺やばいよ?見たらわかるでしょ?」といった感じに。
毒のある生き物もやっぱり毒々しい色してますし、その生物に擬態して生き延びている無毒の生物もたくさんいます。

そんな【色】について、今回の講座では世界各国の国旗を例に、各国が色に持たせたイメージとメッセージを読み取ったり考察したりしました。

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印象的だったのは、赤色を使った国が多かったこと。ほとんどの国が赤色に「血」のイメージをもたせていました。
戦いに勝つことで成り立った、という背景がある国が多く、また、とある地域では緑色はそのまま「自然」を表していたのに対し、イスラム系の国では「神聖さ」を表す色とされていたりと、国や文化によって色へのイメージが全く違うことが大変興味深いです。思わず講義の帰りに図書館で「こっきのえほん」を借りてしまいました。
ちなみに日本の国旗の赤は博愛と活力、白は神聖と純潔を意味するとも言われているそうです。とても日本ぽい!明治っぽい!(個人的感想)
個人的にドツボなのはアルバニアとシチリアです。

心眼塾A

話が逸れましたが【色】について、国旗考察の他にも、実際に色の組みわせ、色の置き方、背景とのバランスを意識しながら撮影をおこないました。
塾生の皆さんにモデルになっていただき、色とその組み合わせが持つイメージを確認しました。百聞は一見にしかずです。

心眼塾画像

このように、色のバランス・組み合わせで様々な、いや「色々な」イメージを作り出すことができます。
服装や部屋のインテリアなんかでは皆さんも色を意識しているとおもいますが、写真においても色を色々と意識して撮れば、より良い写真になっていくはずです。

以上、第6回レポートでした。また次回!
J.hashimoto